サンパウロ人文科学研究所
Centro de Estudos Nipo-Brasileiros

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人文研の概要

 当研究所の沿革は、その起源を、戦後まもなく当時の日系社会の知識層を中心に発足した「土曜会」にさかのぼります。「土曜会」の設立は、日本人の移住先国であるブラジルの社会的現実と、そのなかにおける日系社会の位置を確認し、そこから新しい生活と行動の理念を築き上げようという趣旨によるものでした。会の機関誌、『時代(ERA)』は、その啓蒙的な役割を果たし、1953年3月第16号まで続きました。

 その後「土曜会」の有志によって設立されたのが、当研究所の前身「サンパウロ人文科学研究会」であります。この研究グループは、主にブラジル社会・歴史、および日系社会の理解を目指し、定期的に集会をもち、研究テーマについて談論して共同研究によるその成果は、ブラジル研究叢書(全四集)として結実しました。
 発足時から15年あまり、この活動は休みなく持続されてまいりましたが、この会を発展的に解消して、1965年3月に創立されたのが、今日の「サンパウロ人文科学研究所」であります。

 ちなみに、当研究所グループからは、故斉藤広志(元サンパウロ大学教授 社会学)、故鈴木悌一(元サンパウロ大学教授、日本文化研究所初代所長)、前山隆(元静岡大学教授 人類学)、森幸一(サンパウロ大学教授 人類学)などの優れた研究者を輩出いたしております。研究所の目的は、“研究会”から、“研究所”に脱皮するのを機会に、これまでの“ブラジル研究”から、ともすれば等閑視されがちであった“日系社会研究”にスタンスを移しました。
 すなわち、当研究所の調査研究活動は、次の二点を目的として今日にいたっております。
1.ブラジルの日本人移民史
2.
ブラジルの日系人に関する調査研究
「日本移民80年祭」(1988)に際し、同祭典記念事業の一環として、刊行された『日本移民八十年史』。同史執筆の依頼を、当研究所が受け、当所メンバーが中心になって共同執筆しました。
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サンパウロ人文科学研究所
住所 サンパウロ市リベルダーデ区サンジョアキン街381番3階
(Rua São Joaquim381-3º Andar sala 38 CEP 01.508-001 São Paulo-SP Brasil)
電話番号 55・11・3277・8616
E-mail centro.nipo@terra.com.br


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