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| 序 1908年6月18日、ブラジルへの第一回移民船笠戸丸が、サントスに入港したその日から数えて、今年1958年6月18日は、満50周年に当たるので、ブラジルに住む日系人40万人が相集って、日本移民50年祭委員会を組織して、母国と、ブラジル官民の支援と協賛の下に、記念祭典を盛大に挙行することとなった。 今日見られる在ブラジル日系コロニアの繁栄は、日本からの移住者20万と、それから生れた25万を越す日系ブラジル人とが力を協せて、ブラジル官民の厚遇に育くまれつゝ、その稀に見る天恵と取組んでかち得た汗の結晶である。 それにつけても、直ちに想起されるのは、今日この50年祭の盛典に際会されること無く物故された多くの先駆者達のことである。 祭典行事の第一が、6月18日サンパウロ市のカトリック本山で挙行された感謝慰霊のミサ聖祭であった所以もこゝにあった。また本列伝発刊の趣旨も亦そこにある。 本書にその名を列ねさせて頂いた先駆者達の数は誠に尠ない。一将功成り万骨枯るのうらみはこゝにもある。その数、十万を超える無名拓士の霊に謹んでぬかづく。 1958年6月 日本移民50年祭委員会 会長 山本喜誉司 |
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サンパウロ人文科学研究所 |
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